BULERIA-1

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最近、購入した「フラメンコ・メトロノーム」を使って、アントニオ・ヘロに習ったブレリアを弾いてみました。

このメトロノームは、メディオでも刻んでくれるけん、良かよね。

音だけでなく、視覚でも頭の拍を確認出来るのが良い。

強いて言えば、オプションで、ハレオとか入ってくれば、ブレリアとか燃えると思うんやけどなあ(笑)

ポコ ロコ

Barrio de San Telmoアントニオ・ヘロに習い始めて約1月経った頃、アントニオから指を怪我したので、レッスン出来なくなったと連絡ありました。

真相は未だに不明ですが、お兄様のペリキンことニーニョ・ヘロ様に刺されたらしい。

体にナイフが向かってきたので、手で受けるしかなかったとのこと。

このことを語学学校の校長先生のマリアに話したら、僕がペリキンに習ってると勘違いされたみたいで、「彼のムンド(世界)には近づくな!」と言われました。

「ポコ ロコですからね(笑)」と堀健。

「ロコにポコとか付く訳ないやろ!」とマリア。

有難うございました。

アントニオ・ヘロ

JEREZ アントニオ・ヘロの個人レッスン、1時間30ユーロで受け始めて3週間位経ったある日のこと、アントニオが「レッスン代は15ユーロか20ユーロにするので、たくさんレッスン受けて、はよー吸収せんね。」と言ってきました。

理由は、「もう友達だから」とのこと。

半額の15ユーロは悪いので、20ユーロにしてもらった代わりに、レッスンの回数を増やしてもらいました。

ほんなごて、アントニオはいいやつです。あ、すいません良か先生です。

だいたいレッスンは昼12時からにしてたんやけど、アントニオが朝ごはん食べてるときがあって、たまにごちそうになってました。

ある日のこと、冷たい牛乳に黒い粉(ミロみたいなやつ)を入れていたので、「それはココアか?」と言うつもりが「それはコカか?」と言ってしまいました。(笑)

笑いながら否定していました。

家に帰って辞書で調べて冷や汗。。

アントニオのお兄様なら、刺されてたでしょう。

 

マカニータの兄ちゃん

Hermano de Macanita, Antonio Jero

アントニオのレッスン当初、まだスペイン語がしゃべれない僕のために、英語でアントニオが話してくれてました。

アントニオ「ア、アンジュ スタン?」

「?」

アントニオ「ア、アンジュ スタン?」

もしかして、「Understand」のこと?
なんでもロタで水兵をやってたときに、英語を覚えたとか言われてました。
ばってん、かえって何言いよるか分からんやったけん、スペイン語で話してもらうようにしました。

また、ある日のアントニオのレッスン中で、
「明日、トマサが来るばい!(私にはそう聞こえた。)」

早くも本命のマカニータと御対面出来るのかーと、興奮しながら次の日のレッスンに行ったんやけど、写真のような、男装したマカニータさんが来られました。

私を見るなり、いきなりホッペタにブチューとされて、そんなものかと思っていたのだが、男同士の初対面でそこまではせんらしか。

また、アントニオが「レッスン中なんで、ちょっと待ってくれ」と言ってるにもかかわらず、僕の肩に手を置いてファンダンゴを唄ってくれました。

それにしても面白い顔(すんません)で笑いが止まらんかったなあ。