シェリー酢

41sgfSmoi1L._SY300_ヘレスで2年間過ごしたピソ(アパート)の横に、シェリー酒の酢を造る為の蔵が有りました。

そうとは知らず横を通る度に、生ごみが腐った様な匂いがするもんで、不衛生なとこやねーと思っておりました。(笑)

ちょっと癖のあるシェリー酒から出来ている酢なんで、シェリー酢も結構くせが有りますが、オリーブがこれで漬けてあると、バリ旨になります。

僕の後輩ギタリストは、このシェリー酢をオリーブオイルと勘違いして、パスタを作っていて、「ホリケンさんに教えてもらったように、パスタ作っているんっすけど、すぐ焦げるし、酸っぱいんすよ!」って、アホな事を言っていましたが。

そんで、このシェリー酢。僕はヘレスに行って初めて知ったので、何と日本語で呼んで良いか分からず、バルサミコ酢風に「シェリー酢、シェリー酢」っ言ってたら、笑われてしまいました。

スペイン語で「ビナグレ・デ・ヘレス」って呼ぶのが普通みたいやけど、「シェリー酢」の方が面白くて分かりやすいと思うんやけどなあ・・。

道頓堀

douton博多区の吉塚に「道頓堀」って名前の交差点が有ります。

タクシーに乗っていて、ここを通る度に、何でこがん名前が付いたんやろか?っていつも考えています。

吉塚通りを、ちょっと裏に入ると、昔は堀だったのを埋め立てた様な規則的な細い路地がたくさん有ります。

まさか、大坂商人の「安井道頓」が博多に堀を掘りに来たんやろか?って思ったばってん、あの時代では、そがん事は無理やろうなあって思ってました。

最近、博多区神屋町の名前の由来となった「神屋宗湛」の事について読んでいたら、豊臣秀吉に気に入られて栄華を極めていたらしか。

「安井道頓」も「神屋湛」も同世代で、同じように秀吉に気に入られてるし、商人繋がりだし、交流が何かしら有ったとみるのが自然だろうなあと推測。

これはあくまでも僕の推測だけど、神屋が安井の指導を受けて、吉塚に堀を造ったんじゃないかなーと思います。

そんで、道頓堀って名前が残ったんじゃないかなー(笑)

適当な事を想像するのは楽しい。