マカニータの兄ちゃん

Hermano de Macanita, Antonio Jero

アントニオのレッスン当初、まだスペイン語がしゃべれない僕のために、英語でアントニオが話してくれてました。

アントニオ「ア、アンジュ スタン?」

「?」

アントニオ「ア、アンジュ スタン?」

もしかして、「Understand」のこと?
なんでもロタで水兵をやってたときに、英語を覚えたとか言われてました。
ばってん、かえって何言いよるか分からんやったけん、スペイン語で話してもらうようにしました。

また、ある日のアントニオのレッスン中で、
「明日、トマサが来るばい!(私にはそう聞こえた。)」

早くも本命のマカニータと御対面出来るのかーと、興奮しながら次の日のレッスンに行ったんやけど、写真のような、男装したマカニータさんが来られました。

私を見るなり、いきなりホッペタにブチューとされて、そんなものかと思っていたのだが、男同士の初対面でそこまではせんらしか。

また、アントニオが「レッスン中なんで、ちょっと待ってくれ」と言ってるにもかかわらず、僕の肩に手を置いてファンダンゴを唄ってくれました。

それにしても面白い顔(すんません)で笑いが止まらんかったなあ。

 

ヘルンディーノ帰宅

Gerndino

Gerndino修理からヘルンディーノが、数日前に戻ってきました。

中途半端に接着剤みたいなもので、補修してあったものを、きれいに取ってもらって、付け直してもらいました。

修理代は2万円。

まあ妥当な値段でしょう。

ブリッジ下方の表面板の軽い「たわみ」までは、直っていないけど、まあしょうがないかな。

このギター、弾けば弾くほどガンガン鳴ってくれます。

弾き方や奏者を選ぶギターなのかな?

それにしても表面板が薄いよなあー。「たわみ」が出来てるのも納得。

恐らくギリギリ設計と思われるので、取り扱いには注意しよう!

マヌエル・ボリーコ

Manuel Borricoヘレス在住のIさんから、「ボリーコの息子がペーニャで唄うので、行きませんか?」とのお誘いが。

はて?ボリーコの息子?

ボリーコに息子が居てもおかしくは無いはずなんやけど、息子がおったとは知らんかった。

Iさん曰く、「例えば、シギリージャで唄い始めたと思ったら、途中からソレアになったりするので、ちょっと心配。。」とのこと。

どうも、人前で唄うのは初めてだったっぽいです。

 

当然ながら、ボリーコの息子なんで、60歳前後のおじさんでした。

伴奏はニーニョ・ヘロ。あのニーニョ・ヘロがマヌエルに軽く扱われているっぽいのが、なんか面白かった。

1部が終わり、休憩挟んだ2部。最初マヌエルがステージに上がってきましたが、伴奏のニーニョ・ヘロがステージに上がろうとしたら、

「もう、お前のギターはいらん!」みたいなことをマヌエルが仰られました(笑)

2部は確かギター無しだったと思います。

ヘレスで観た初ペーニャが、このマヌエル・ボリーコだったので、かなり衝撃を受けたなあ。

 

彼には唯一1枚だけソロ・アルバムがあります。

そのアルバム作成に携わったIさん、「アルバム作るときに、ずっと一緒に居たにも関わらず、後日、道端でマヌエルに会うと、「お前の妹のことは知ってるけど、お前(Iさん)のことは知らん!」と言われたそうです(笑)

そのペーニャの後、度々道端でマヌエルを見ていたのですが、しばらくしてから全然見なくなりました。

風の噂では、プエルト辺りの町で見たとか聞きましたが、彼は今現在どうしてるのかな?

あんだけ、いいカンテ唄うのに、もし亡くなったとしても、まったくニュースにもならんだろうなあ。

あ、今、思い出したけど、CDのギャラをなかなか受け取ってくれなくて、困ったとIさんが言ってたような。

 

 

 

Con El Alma / Macanita

macanitaCON EL ALMA / Macanita

1.Buleria
2.Buleria
3.Cantiña
4.Buleria de Cai
5.Siguirilla
6.Solea por Buleria
7.Tango
8.Trilla
9.Taranto
10.Buleria
11.Malagueña

 

Cante:Macanita ,Toque:Parrilla de Jerez, Moraito
録音(1995年)

マカニータの3枚目のアルバム。

デビュー盤はぺぺ・デ・ルシアが監修しています。まだマカニータの良さが出てない感じのアルバムで、ちょっと物足りない。

そして、2枚目はパコ・セペーロで、彼が伴奏もしております。それがコメントもしづらいような変なアルバムで、CD化されない理由がよく分かります。

そんで、このアルバム。良かですねー。伴奏しているパリージャとモライートは、もう亡くなっているので、恐らくこれ以上のアルバムは、もう出んやろねえー。

これに続く彼女のアルバムは、ちょびっと軽めな感じになるので、これが一番のお気に入りです。

パリージャもレッスン中に、「このアルバムは好いとーばい!」と仰られていました。

ちなみに、このアルバムの歌詞は、パリージャも関わっております。

 

 

 

WordPress デザインブック

Wordpress DESIGN BOOK

ちょっと前までのホームページは、XOOPSというCMS?みたいなもので、作っていました。

右も左も分からない初心者だったのですが、少しずつ勉強しながらホームページを作っていました。

それが、XOOPS自体がXOOPS CUBEとかに分離してから、訳分からん状態になり、途方に暮れておりました。

何か他に良いのがないかなー?と思ってところ、CONCRETE5っていう簡単そうな物を発見して、作ってみてたのですが、ちょっと前に友人からWordpressに誘われて、今現在のホームページはWordpressで作っています。

WordPressの存在は、XOOPS使っているときから知ってたけど、ブログ専用のソフトと勘違いしてました。

WordPressは面白いです。ほとんどゲーム感覚で作っています。ほんんごて、色んなプラグイン等が有って、ほとんどの事が出来るんじゃないのかな?

この「Wordpress デザインブック」ていう本を使えば、ドラゴンクエストのクエストをクリアしていくような感じで、サクサクと作ることができます。

今のホームページは、この本に沿って作っています。